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寝ている間にキレイになる!? ウワサの睡眠美容とは??

寝ている間にキレイになる!? ウワサの睡眠美容とは??

人は寝ている間に痩せることを知っていますか?
ぐっすり寝て起きた翌朝、体重が減るのは、睡眠中に「痩せホルモン」が分泌されているためなんです。

睡眠は食欲コントロールとも密接な関係があるんです。
しっかり眠ると食欲を抑えるレプチンの分泌が増え、逆に食欲を増進させるグレリンの分泌が減少するので、余分なカロリーを摂取しなくなります。

では、具体的な数値で表してみましょう。
30代女性、体重55kgの女性が7時間の睡眠を取ったとします。
その消費カロリーはなんと約390kcal!
寝ている間に約ハンバーガー1個分ものカロリーが消費できるなんて、こんな嬉しいことはありませんよね♡

睡眠不足だと逆のことが起き、揚げ物やケーキなど高カロリーのものを食べたくなる傾向があるんです。 睡眠不足によって糖や脂肪が消費されないばかりか、食欲まで増してしまうなんて…!!
快眠をとることは、究極のダイエット法だったのです。

寝るだけで美容にいいのなら、こんな簡単な美容法、取り入れない訳にはいきません。
ぜひとも今日からはじめたいですよね!
とはいえ、ただ寝ていれば痩せるといわけではありません。
睡眠美容を成功させるための就寝前にやるべきコツをご紹介します♪

【睡眠美容のコツ①】就寝3時間前までに食事を済ませておく

お味噌汁

食事を摂ると、体は消化しようとエネルギーを燃やします。
食べ物の消化には2〜3時間が必要とされており、寝る直前に食事をとると、本来なら睡眠時間に消費されるカロリーが後回しになり、寝ている間に脂肪を吸収することになってしまいます…!

つまり、就寝時間には食べ物の消化が終わっている状態がベスト!
寝る3時間前までには食事を済ませおくよう心がけましょう。

【睡眠美容のコツ②】基本は「腹8分目」の野菜中心の夕食を

就寝3時間前になるまでは何を食べても良い!なんてことはもちろんありません…。
脂肪分の多いお肉や油っこいものは消化に時間がかかるため、上でもお話ししたように、食べた分のカロリーを消費するために身体がエネルギーを使ってしまい通常なら燃やすはずだったカロリーを燃やせなくなってしまうんです。

ダイエット中にバランスの良い食事をするために取りたい食材の目安は
「まごわやさしい」という和食の基本!
それぞれ豆(大豆製品)、ごま(ナッツ類)、わかめ(海藻類)、野菜、魚、しいたけ(キノコ類)、いも(いも類)を指し、一度の食事に全ての食材を取れたら理想です♪
「まごわやさしい」の詳しいお話は改めてコラムでまとめるので、楽しみにしていてくださいね!

また、量としては昔からよくいわれる「腹8分目」が理想♪
「まごわやさしい」を取り入れた野菜中心の食事で、
「おなかいっぱいの一歩手前」を意識するようにしましょう。

【睡眠美容のコツ③】午前0時にはベッドに入ろう

睡眠中の消費カロリーを促しているのは「成長ホルモン」。
別名「痩せホルモン」といわれるこの成分は、脂肪を分解させる働きがあります。

22時~翌3時の数時間に分泌量が増えるとされ、 この時間帯にぐっすり眠ることができれば効率よくカロリーを消費できます♪

朝7時に起きることを考えれば、午前0時にはベッドに入っていたいですね!

【睡眠美容のコツ③】午前0時にはベッドに入ろう

【睡眠美容のコツ④】ベストな睡眠時間は7~8時間

8時間寝た人に比べて5時間しか寝ていない人は、食欲がわくホルモン「グレリン」の量が約15%も多く、
食欲を抑えるホルモン「レプチン」の量が約15%低いという実験結果もあるほどに、
睡眠時間はダイエットにとても重要なんです!

これは睡眠の長さと、食欲をコントロールするホルモンのバランスが関係しているから。
「睡眠時間が短くなる」=「起きている時間が長くなる」ということなので、
体はグレリンを増やしレプチンを減らすことで私たちに食べ物を食べるよう促します。
長くなった活動時間に、必要なエネルギーを確保しようとしてしまうんです…。
例えば、寝不足だと1日の後半に「ラーメン、ポテトチップスなどのスナック類、クッキー、チョコやアイスなど甘い物」が食べたくなることはないですか?
それは、寝不足の体がエネルギーを欲して無性に糖質を取りたくなってしまっているんです…!!

また、糖質を取ると癒やしホルモンの「セロトニン」が脳内に分泌されます。
この「セロトニン」は不眠によるストレスやイライラを緩和させてくれ、「気分が良くなる」んです。
寝不足でカロリーの高いものを食べたくなる(実際食べてしまう)のは
「栄養ため込みモード=太りやすい体質」になってしまうことを思い出してくださいね。
「レプチン」と「グレリン」の分泌量をうまくコントロールするためにも、
平均7~8時間の睡眠時間を確保するようにしましょう!